概要
歴史上、悪者扱いされている蘇我氏ですが、近年の研究でその功績が再評価され始めています。
明日香村や橿原市曽我町に残る蘇我氏ゆかりの地を巡るコースです。
お勧めの季節
通年
・向原寺
飛鳥時代に創建された豊浦寺の跡地に建つ向原寺。
552年に百済の王から献上された仏像を、蘇我稲目が向原の家に安置して日本最初のお寺としたと伝わる。
・甘樫丘552年に百済の王から献上された仏像を、蘇我稲目が向原の家に安置して日本最初のお寺としたと伝わる。
蘇我蝦夷と蘇我入鹿の親子が丘の麓に邸宅を構えていたと伝わる。
現在は上部にある展望台から明日香村が一望できる。
・飛鳥寺現在は上部にある展望台から明日香村が一望できる。
蘇我氏の氏寺として6世紀末から7世紀初頭にかけて建立された飛鳥寺。本格的な伽藍を備えた日本最初の仏教寺院だった。
都が平城京へ移るとともに飛鳥寺も現在の奈良市に移転し元興寺となった。平安時代頃まで本元興寺として残っていたが、落雷による火災で建物が失われて徐々に衰退していった
・飛鳥大佛都が平城京へ移るとともに飛鳥寺も現在の奈良市に移転し元興寺となった。平安時代頃まで本元興寺として残っていたが、落雷による火災で建物が失われて徐々に衰退していった
ご本尊の飛鳥大仏(釈迦如来坐像)は日本最古の釈迦如来像。
・入鹿の首塚
飛鳥宮で中大兄皇子と中臣鎌足に討たれた蘇我入鹿の首が飛んできたと伝わる場所に建つ五輪塔。
でも飛鳥宮から300m程離れている場所まで首が飛ぶかなぁ・・・
・飛鳥板蓋宮跡でも飛鳥宮から300m程離れている場所まで首が飛ぶかなぁ・・・
乙巳の変の舞台となった宮殿の跡。
・石舞台古墳
元々は土を盛りあげて作った墳丘で覆われていたが、その土が失われ、巨大な石を用いた横穴式石室が露出している。埋葬者としては蘇我馬子が有力だけど蘇我稲目という説もある。
・都塚古墳
6世紀後半に築造された方墳で日本では珍しいピラミッド型の古墳。蘇我稲目の墓という説が有力。
・入鹿神社
日本で唯一蘇我入鹿が主祭神の神社。
このあたりは元々蘇我氏の領地で蘇我氏にまつわる言い伝えが多く残る。
・正蓮寺大日堂このあたりは元々蘇我氏の領地で蘇我氏にまつわる言い伝えが多く残る。
入鹿神社の境内にかつて存在した普賢寺の本堂が正蓮寺大日堂として残っている。
・宗我坐宗我都比古神社
宗我坐宗我都比古神社(そがにますそがつひこじんじゃ)は橿原市曽我町にある古い神社で、推古天皇の時代に蘇我馬子が蘇我氏の祖である蘇我石川宿祢(そがいしかわのすくね)を祀ったと伝わる。
このあたりも蘇我氏の領地で町名もそこから付けられている。
・曽我川このあたりも蘇我氏の領地で町名もそこから付けられている。
川沿いには桜並木があり、桜の季節は非常にきれい。
・大和川と曽我川の合流点
石舞台古墳周辺に坂道があるぐらいでほぼ平坦なコースです。